【豪州】バレンタインデーはロマンス詐欺に注意 女性が標的

バレンタインデーを控えた2月13日、ACCC(オーストラリア競争・消費者委員会)は女性を狙ったロマンス詐欺に注意を呼びかけた。SNSアプリを通じた出会いには警戒が必要だと指摘している。

ACCCの詐欺監視組織、Scamwatchによると、昨年の1年間に発生したロマンス詐欺はおよそ4000件。被害額は2460万ドル(約19億円)を突破し、2017年から20%増加した。被害者の8割が女性で、45~64歳の年齢層において被害額が大きくなる傾向がみられた。また、SNSアプリを通じたロマンス詐欺が横行し、この手口による被害が2年間で4倍に増えていた。

ACCCのデリア・リッカード副委員長は「SNSは新たな出会いを目的にやるものだが、詐欺師の最終的な狙いはお金だ。アプリを通して知り合った人が病気や事業、訴訟費用などを名目に金銭を求めてきても、決して助けてはいけない。彼らは最終的にあなたの心を壊し、銀行口座を空っぽにするだろう」と注意を呼びかけた。

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