静かな時限爆弾「サイレントチェンジ」 製品安全に重大な課題🔓

  • 2018/1/12
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

製品の新たな安全課題「サイレントチェンジ」――。発注企業の気づかないうちに海外の委託先企業が使用部材を切り替えて、仕様書と異なる部品を使うことを指す。パソコンが発煙し内部が燃損した、ACアダプターが発熱しやけどを負った、など数十万台規模のリコール製品をめぐる事故例には、知らずに材料が変更され、難燃性や強度性能の劣る部品によると疑わせる事故例がある。

NITE(製品評価技術基盤機構)の製品安全センターは「身近に潜むサイレンントチェンジ」について事故例をまとめ、事業者に対し、サプライチェーンとの適切な契約と、継続的な品質試験の実施などを求めている。靴から家電製品まで広がる「静かな時限爆弾」。神戸製鋼所や三菱マテリアルなどと同様の不正が国境を越えて展開されている。消費者団体は監視制度の抜本改善を求めている。

製品事故の原因究明機関・独立行政法人「NITE」製品安全センターによると、サイレントチェンジは、発注元のメーカーも気付かないうちに、主に海外下請け事業者が部品材料の使用を替えてしまうことを言う。想定した基準を満たす難燃剤や耐熱剤が性能の劣る部材に変更される。

背景には、家電などの製品サプライチェーンの複雑化、発注元からのコスト削減要請の強化などがあるという。競争が激化する過程で品質が劣る低コスト品が採用され…(以下、続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」1月1日新年特集号より転載)

※この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

Pickup!記事

  1. 東京都食品安全情報評価委員会
    代表的な熟成肉として人気のある「ドライエイジングビーフ」の喫食部分から食中毒菌を検出したとして、東京…
  2. ixs処分を発表する消費者庁
    消費者庁は2月20日、学生を中心に「FGN」と称するビジネススクールの役務提供を連鎖販売取引で展開し…
  3. アルミ缶回収協力者表彰
    アルミ缶リサイクル協会(富永泰夫理事長)は2月16日、東京都内で2017年度アルミ缶回収協力者合同表…
  4. 消費者庁
    消費者安全調査委員会(消費者事故調)は2月19日、死亡事故などの重大事故が毎年発生している「除雪機」…
  5. 消費者庁
    悪質な在宅ワーク勧誘に対し2月19日、消費者庁が2社への注意を喚起した。「Social Net」(ソ…

ニッポン消費者新聞最新号

記事カテゴリー

トレンドニュース

  1. チーズフェスタ2017

    2017-11-13

    チーズフェスタに約7千人参加、チー1グランプリも発表

    11月11日と12日の両日、都内で開催されたチーズの祭典「チーズフェスタ」に2日間で延べ7千人を超え…
ページ上部へ戻る