<米国>ボール型洗剤食べるいたずら動画、10代の投稿相次ぐ

  • 2018/1/19
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ティーンエイジャーの間でボール型洗剤(洗濯用パック型液体洗剤)を口にくわえるいたずら動画の投稿が相次いでいる問題で、米消費者情報誌コンシューマーリポートは1月12日、「非常に危険な行為で、死亡事故につながる恐れがある」と警告した。洗剤メーカー大手のP&Gも「たとえ冗談だとしてもそのように遊んではいけない。洗剤は正しく使用し、安全に保管すべきだ」と注意を呼びかけた。

ボール型洗剤のいたずら動画投稿に注意喚起

ボール型洗剤を使ったいたずら行為に注意を呼びかけるコンシューマーリポートのフェイスブック

同誌や米大手紙ワシントンポストなどによると、動画は「Tide pod challenge(タイドポッド・チャレンジ)」というタイトルで、SNS上に投稿が相次いでいる模様。タイドはP&Gの洗濯用洗剤の世界的ブランドで、ボール型洗剤「タイドポッド」を口にくわえて、噛む(食べる)仕草をするという内容。いたずら動画の一種とみられるが、フライパンで調理してから食べたり、牛乳をかけて食べたりするパフォーマンスも登場。中には口の中でフィルムが破れ、濃縮洗剤が噴き出すものもあった。

アメリカ中毒情報センターによると、昨年の10代におけるボール型洗剤の誤飲事故は約220件あり、そのうちの25%が「意図的な誤飲」。今年に入っても10代の事故が37件起きていて、半分が意図的だったという。

ボール型洗剤を巡っては、幼児や高齢者の誤飲事故が相次いでいて、これまでに少なくとも8人の死亡が確認されている。コンシューマーリポートは「ボールを包むフィルムは薄く、唾液や胃液で数秒でやぶれてしまう。濃縮洗剤は毒性が高く、肺や消化器官に入ると死亡事故につながる恐れもある」と警告。P&Gは12日、人気アメリカンフットボール選手のロブ・グロンコウスキー氏が 「ノー、ノー。ジョークだとしてもボール型洗剤を食べてはいけない」と呼びかける動画をツイッター上に掲載。この動画は19日現在、670万回以上再生されている。

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