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【米国】ダイソン掃除機用の非純正バッテリーで火災 当局が警告

米国消費者製品安全委員会(CPSC)は1月4日、ダイソン掃除機用として販売された中国製「ZAUTNKN.INC バッテリーパック」に発火の恐れがあるとして、購入者に使用中止を呼びかけた。直ちに掃除機から取り外し、自治体のルールに従って廃棄するよう警告している。同製品に関連した火災が3件、煙を吸い込む事故が1件報告されている。

非純正品のZAUTNKN.INCブランドバッテリーパック(CPSC発表資料より)

問題のバッテリーは、Ganzhoushimeizishengwukejiyouxiangongsi社が中国で製造したもの。Dyson V6コードレスクリーナーの交換用バッテリーパックとして、通販サイト「Amazon.com」を通じて15~40ドルで販売された。

リチウムイオン電池のUL1642試験規格に準拠していないため、性能と安全性に関する米国基準を満たすかどうか検証されていないという。現在のところ、メーカーは回収や返金に応じていない。

CPSCは「潜在的な安全上の懸念があるため、ダイソンは自社製品に非純正バッテリーを使わないよう注意を呼びかけている」と強調している。

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