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オンライン診療めぐるトラブル増加 相談件数、前年度比4倍超🔒

国民生活センター
◎ダイエット用に糖尿病治療薬を処方/目立つ「厚労省指針」の違反

痩身効果をうたうオンライン診療をめぐる消費者トラブルが前年度比4倍以上も急増していることが12月20日、国民生活センターの調査でわかった。処方薬や副作用の説明が不十分、初診時には8日間が限度なのに数か月分の処方薬を処方するなど、厚労省が示した指針を遵守していない例が目立っていた。一部の処方薬定期購入に適用される中途解約についてもその説明を尽くしていないケースもあった。オンライン診療の利用機会が今後も増える傾向にあることから、同センターは被害防止に向け事例を公開。消費者に注意を呼びかけるとともに、関係省庁などに情報を提供した。

事例の中には基礎疾患の問診が適切でなかったり、糖尿病患者への治療が目的の薬なのにそれを処方したりしている違反例も目立ち、重大事故発生の可能性も指摘された。オンラインサイト運営会社のみならず、担当する医師の……(以下続く)

(本紙「ニッポン消費者新聞」1月1日新年特集号より一部転載)

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