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【英国】電気ケトルの水垢汚れ 酢やレモン使った掃除方法を伝授

英国の消費者団体Which?

英国の消費者団体Which?は2月5日、電気ケトルの水垢汚れを簡単に取り除く掃除方法を紹介した。同団体は「冷蔵庫や台所にある身近な材料で簡単に除去できる。お茶に水垢の欠片が混じらないよう定期的に掃除してほしい」と呼びかけている。

ケトルの底部にこびりつく水垢の正体は炭酸カルシウムが主成分の石灰質。摂取しても無害だが、欠片がお茶に混じると見栄えが悪いうえ、最悪の場合、苦味をもたらす可能性がある。水道水が硬水の地域はすぐに蓄積するため、定期的な掃除が欠かせない。

同団体が示した身近な材料は酢・クエン酸・レモン汁・スケール除去パウダー・湯垢除去液の5つ。このうち、酢(ホワイトビネガー)を用いた掃除法は以下の通り。

また、レモン汁を用いた掃除法もほぼ酢と同じ。水1:レモン汁1の混合水をケトルに入れて沸騰させ、30分ほど放置し、完全に冷めたら水を捨て、よくすすぐというもの。

同団体は「石灰質は弱酸性で処理すると簡単に取り除ける。家庭の必需品である酢は台所の掃除用としても欠かせないものであり、安価で手間がかからず、頑固な汚れに対処できる」と推奨。30秒程度のお掃除動画を公開し、活用を呼びかけている。

一方、レモン汁については「レモンの酸は天然の漂白剤で、掃除にも活用できる。ただ、絞るのに時間とお金がかかるため、大手スーパーでレモン水を買った方が良いかもしれない」としている。

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