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<米国>アマゾン、ポータブル充電器26万台リコール

アマゾンは3月13日、米国内において、同社プライベートブランド「アマゾンベーシック」のポータブル充電器、計26万台のリコールを発表した。ユニット内のリチウムイオンバッテリが過熱し、火災や爆発を起こす可能性がある。

リコールを開始した「アマゾンベーシック・ポータブルパワーバンクス」6種のうちの1つ(CPSCホームページより)

この発表を受け、米消費者情報誌コンシューマーリポートは直ちに使用を中止し、全額返金の手続きをアマゾンに申し出るよう消費者に呼びかけた。返金手続きは同社サイト専用フォームで可能。同社が把握している購入者には直接連絡が届くという。

米消費者製品安全委員会(CPSC)は、これまでに53件の過熱事故が報告されたと発表。その中には発火・火災による物損被害が4件、バッテリー液による火傷が1件含まれていたという。

リコール対象は「アマゾンベーシック・ポータブルパワーバンクス」の6種で、製品裏面に記載された製品ID番号が「B00LRK8EVO」「B00LRK8HJ8」「B00LRK8I7O」「B00LRK8IV0」「B00LRK8JDC」「B00ZQ4JQAA」のもの。中国製。2014年12月~2017年7月、アマゾンコム、アマゾンブックストアーズ、アマゾンポップアップストアーズで9~40ドルで販売された。

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