インターネット通販の商品配送に絡んだ苦情が相次いでいるとして、英国の広告規制機関ＡＳＡなどが、「どこでも無料配送」「配送無料」の表示規制を厳格化する。配送地域や無料となる条件に制限がある場合、事前にわかりやすく表示することを事業者に求める。今回の措置には、昨年12月に発生した「アマゾンプライム問題」が少なからず影響を与えたとみられる。
アマゾンプライム問題とは、クリスマス商戦真っただ中の昨年12月に発生した消費者トラブルのこと。アマゾンプライムは通販サイト上で「1日配送」をうたっていたが、正確には「発送後1営業日」を意味するものだった。一方、注文した消費者は商品が表示通りに届かなかったと主張、約200人がＡＳＡに苦情申し立てを行った。この事案は現在調査中で、…（以下続く）
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