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ガスコンロ事故、古い製品で多発 安全機能付きに買い替えを

安全機能の付いていない古いガスコンロにおいて、誤使用による事故が相次いでいるとして、NITE(製品評価技術基盤機構)は4月26日、正しい取り扱いと新しい製品への買い替えを呼びかけた。

グリルの発火事故の様子。グリル扉を開けると炎が大きくなり、火災が起きる恐れがある。操作ボタンを消火の状態に戻し、炎が消えるまで開けないこと(NITEの再現実験より)

NITEによると、ガスコンロの事故は2016年度までの5年間に395件あり、このうち誤使用により発生した事故が213件(54%)あった。誤使用事故の中では「グリルの消し忘れや放置により庫内の食材などが過熱し発火」が47件と最も多く、次いで「調理油が過熱し発火」が42件。調理油の発火事故42件のうち40件が安全装置が付いていない古いコンロを使っていたことがわかった。

ガスコンロは2008年10月に調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置の装備が法令で義務付けられた。また、業界団体が自主的に、コンロ消し忘れ消火機能、グリル火災防止機能、地震検知機能、鍋なし検知機能などを装備させている。こうした取り組みが奏功し、事故は大幅に減少。2008年度の207件から16年度は58件にまで減っていた。

NITEは「安全装置の普及が事故の減少に寄与している」として、2008年以前の古い年式のコンロを使用している場合は新しいコンロへの買い替えを検討するよう呼びかけた。また、誤使用による事故を防ぐポイントとして▽使用中はその場から離れない▽グリルは使用後こまめに掃除する▽煮こぼれや油汚れはふき取る▽こんろの周囲に燃えやすいものは置かない▽汚れた鍋や少量の油で揚げ物調理を行わない――などをあげた。