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消費者ホットラインを耳元で告げる「イヤヤン」誕生

消費者庁・岡村和美長官は7月4日、消費者ホットライン「188」のイメージキャラクター「イヤヤン」が誕生したと紹介した。「イヤヤン」は困っている消費者がいればいち早く近寄り、その耳元で消費者ホットラインの番号「188」を教えてくれる。岡村長官は、子どもの事故防止へ向けて全国で活躍するアブナイカモ一家と一緒に、消費者の味方として、どんな環境下でも、どこにでも神出鬼没に現れて、トラブル解決まで寄り添ってくれる存在がイヤヤン、と紹介している。

イヤヤンの誕生秘話、使命、特徴などを説明する消費者庁の岡村長官(4日、消費者庁にて)

消費者庁はこれまで子どもを事故から守るプロジェクトのシンボルキャラクターとしてアブナイカモの一家からの協力を得てきた。7月4日、岡村長官は、その一家に加え、消費者ホットラインのイメ―ジキャラクターに「イヤヤン」が集ったことを明らかにした。イヤヤンは「消費者ホットライン・188」の周知率を向上させ、消費者トラブルを消費生活センターの相談現場へとつなげる使命を持つ。

岡村長官によると、イヤヤンは「泣き寝入りが超イヤヤ」という口癖のチョウという。性別・年齢は明らかにされていないが、悪質商法に立ち向かうことに惑いのない意志を持つ。いつも全国を旅していて、危険な製品でけがをした人や強引な勧誘にあって困っている消費者を見かけると、消費者ホットライン188を教えてくれる。

今回のキャラクター起用についてイヤヤンは、「188に電話して問題を解決できた消費者がチョウのように羽ばたく姿を見るのが大好き」とコメントしているという。

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