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【米国】ホンダ、芝刈り機で存在感 消費者情報誌がテスト

コンシューマーリポート

芝生の庭付きの家が多い米国では、歩行型の芝刈り機は家庭の必需品。一大産業にもなっている芝刈り機市場で存在感を示しているのが日本メーカーのホンダだ。米消費者情報誌コンシューマー・リポートは、定評のあるトップブランド2製品の比較テストを行い、大接戦の末、ホンダに軍配を上げた。

米国では週1~2回芝刈りを行うのが通例のようで、1回の作業にかける時間は30分ほど。庭に凹凸や坂があると重労働になるだけに、芝刈り機の性能を重視する消費者は多い。

そんな中、コンシューマー・リポートはホンダ「HRR216PKA」とライバルのToro「Recycler SmartStow 21329」の比較テストを実施。取り扱いやすさ、袋詰め、耐久性、アフターケアなどの項目を評価した結果、わずか2ポイント差でホンダに軍配を上げた。同誌は「両社の芝刈り機が獲得した各項目の得点は驚くほどよく似ており、どちらも優秀だったが、ホンダは袋詰め、製品の信頼性の評価が高かった。保管スペースがない場合は直立で置けるToroを選ぶといい。パフォーマンスはほぼ同等でホンダ(430ドル)よりも130ドル安い」とコメントしている。

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