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消費者庁って何するとこ?好奇心いっぱい 子ども霞が関見学デー

「子ども霞が関見学ツアー」が8月1日と2日の両日、開催された。各省庁の仕事を見学した子どもたちは消費者庁にも訪れ、身近な危険を学ぼう、食品と生活の安全について学ぼう、エシカル消費を知って世界を変えるスーパーヒーローになろう、などの同庁職員・研究者からの消費者施策の説明を、好奇心いっぱいに聞いた。

エシカル消費を学ぶ子どもたちと保護者(2日、消費者庁にて)

子どもたちの「霞が関見学ツアー」は毎年この時期に開催される。各省庁の行政はどんな仕事をしているのか、子どもたちに感じてもらうことを大きな目的にしている。小中学生が対象で、子どもたちからの質問はとても素直で、厳しい。各省はきちんと回答できたかどうか。

消費者庁は8月1日に国民生活センターによる「身近な危険を学ぼう」と題した講座を開催。子どもたちに身近にある意外な危険を実験やクイズで知らせた。2日には「食品の安全性」「栄養成分表示」「自転車・靴などの危険性」「エシカル消費」などについて学習会を開催。子どもたちにとってそれぞれの施策の重要性について学んでいく契機となった。

エシカル消費の学習では、「世界を変えるスーパーヒーローになろう」と題し、一般社団法人「エシカル協会」の末吉里花代表理事が説明。自らの体験を踏まえ、子どもたちに問いかけながら、世界を変えていくエシカル消費の重要性を説明していた。

2日間の見学デーでは岡村和美消費者庁長官も時間の都合をつけては各講座に参加した。消費者庁キャラクター「アブナイカモ」と一緒に、子どもたちに声をかけながら、同庁の特徴を教えていた。

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