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【米国】車売るなら忘れずに スマホ同様データ消去を

自動車

米連邦取引委員会(FTC)は8月27日、コンシューマーブログを更新し、自家用車を売却・譲渡する場合、電子システムに記録されている個人データを必ず消去するよう呼びかけた。次の所有者がアクセスする可能性があるとしている。

一部の車両には、データ設定を工場出荷時の初期状態にリセットするオプションが備わっている。しかし、リセットしただけでは不十分。モバイルWi‐Fiの設定データやラジオの聴取履歴など様々なデータサービスの記録が残っている可能性がある。これらのデータは消去するか、新車に転送する必要があるという。

特に注意が必要なデータは▽スマートフォンと同期させた場合の電話番号とアドレス帳▽モバイルアプリのログイン情報▽音楽などのデジタルコンテンツ▽ナビゲーションシステムの位置情報(仕事場や自宅、お気に入りのレストランなどあなたの行動が筒抜けに)▽自宅とオフィスのガレージドアコード(駐車場のパスワード)――など。FTCは「消去方法がわからなければマニュアルを確認したり、販売店に問い合わせたりしてほしい」としている。

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