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規格化進む「エシカル」「ユニットプライス」テーマにセミナー

主婦連合会

主婦連合会は2月6日、消費者セミナーを開き、ユニットプライス(単位価格)とエシカル・クレイムに関する国際規格作成の状況について学習する。標準化に関する学習の一環だが、ユニットプライスもエシカルも消費者からの関心高いテーマだけに、今後の規格作成が注目される。

ユニットプライスは日本では「単位価格表示」として条例などに規定して導入する自治体もあるが、全国統一的なルールはなく対象製品範囲や表示方法もばらばらなために、実効性のない制度として位置付けられてきた。ISO(国際標準化機構)では、すべての消費者向け製品を対象としたユニットプライスのあり方を標準化しており、これに基づき主婦連合会など消費者団体がJIS化への要求を高めている。

エシカルについてもISOでは「エシカルクレイム及び裏付け情報」のワーキンググループが規格への検討を積み重ねてきた。世界で多くの企業・機関が「エシカル活動に取り組んでいる」と主張(クレイム)しているが、その信ぴょう性、信頼性を確保するための規格策定とされている。

2月6日の「消費者セミナー」では、これらの国際検討状況と、日本でのJIS化の可能性が報告される。申込・問い合わせは主婦連合会(電話03-3265-8121)まで。

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