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「私の提言」6作品、「中学生作文」5作品を表彰 ACAP

企業の消費者対応部署の担当者などで構成するACAP(公益社団法人消費者関連専門家会議、島谷克史理事長)は1月16日、都内で「新春講演会&賀詞交歓会」を開いた。消費者問題に関する啓発活動の一環として実施している「ACAP消費者問題に関する私の提言」募集では、応募数72作品から6作品を表彰。中学生対象の「消費生活に関する作文コンクール」では応募数551作品の中から5作品を表彰した。

挨拶する島谷克史ACAP理事長(16日、東京・千代田区にて)

毎年恒例のACAP新春講演会と賀詞交歓会。今年は1月16日、東京・千代田区の一橋講堂で開催された。ACAP島谷克史理事長はあいさつの中で、消費者志向経営推進に寄与する事業展開を今年の重要テーマに据えていることを表明。国際的目標であるSDGs(国連持続可能開発目標)についても取組を積極化させていきたいとし「健全で安心・安全、元気な消費社会の実現をめざそう」と呼びかけた。

新春講演会では株式会社「Silent Voice」代表の尾友哉さんが「心の声は言葉じゃない」というテーマで、「伝える力」の重要性を体験をもとに報告した。

当日は「ACAP消費者問題に関する私の提言」及び、中学生対象の「消費生活に関する作文コンクール」に関する各賞発表・表彰も行われた。

「私の提言」では、「消費者教育」「エシカル消費」「インターネット社会と消費者問題」「豊かな消費社会」など、「自由課題」を含めた幅広いテーマが設定された。72作品が応募され、最優秀賞特命担当大臣賞1作品、優秀賞ACAP理事長賞1作品ほか4作品が入選となり、計6作品が表彰された。

中学生の作文コンクールには551作品が寄せられ、うち、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、入選3作品、計5作品が表彰された。

ACAPは入選者の作品をACAPホームページで1月下旬以降に掲載する予定、としている。

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