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「損させない」と高齢者に金地金を高額勧誘 東京都が処分🔓

東京都庁

東京都は高齢者宅を訪問し、「絶対に損しない」などととウソを告げて高額な金地金の売買契約を締結させていた事業者に対し、1月22日、9カ月の業務の一部停止を命じた。事業者はI.B.C(アイビーシー、東京都中央区)。高齢者の平均契約額は750万円を超えていた。同社は「担当者がいない。コメントは今すぐはできない」としている。

東京都によると、アイビーシーに対する都内の相談件数は平成28年度(2016年度)以降、今年1月21日現在まで42件。相談者の平均年齢は77歳。平均契約金額は約755万円で、最高は6380万円。高齢者をターゲットとした高額被害となっていた。

同社の勧誘方法は次の通り。まず「以前に仕事頑張って、と励まされた。今度仕事エリアが変わるのでお礼とご挨拶にうかがった」と勧誘目的を告げずに高齢者宅を訪問する。雑談の後…(以下続く)

 

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