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春の引越ピーク時、分散に協力を 国交省とトラック協会

引越安心マークのトラック

トラックドライバー不足が深刻化する中、国交省と全日本トラック協会は1月18日、春の引越シーズンに向けて、混雑時期を避けるなどの分散引越を呼びかけた。引越混雑予想カレンダーによると、今年のピークは3月23日(土)から4月7日(日)になりそうだという。

運送分野では慢性的な人手不足が続いていて、昨年11月にはトラックドライバーの有効求人倍率が2.91倍を記録。例年、春の引越シーズンには依頼が殺到し、「希望日に運送業者が見つからない」などの事例も発生している。特に3月は引越件数が通常の約2倍に増加するため、人員と車両の確保が困難を極めるという。

全日本トラック協会は今年の混雑のピークを3月23日~4月7日と予想。ピーク前の1週間(3月16日~同22日)やピーク後の土曜・日曜日もかなりの混雑が予想されるとしている。国交省などは、引越を2月に前倒しにするか、4月中旬以降にずらすなどの分散を呼びかけるとともに、直前の解約や延期が生じないよう協力を呼びかけた。

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