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ロボット掃除機が電気ストーブ動かし火災 都内で2件🔓

ロボット掃除機に押されて動いた電気ストーブが可燃物に接触し、火災となる事例が2件発生したことが、東京消防庁の調べでわかった。同庁による実験では、ロボット掃除機が電気ストーブを移動させたり、電源コードを巻き込んでストーブの向きを変えたりすることが判明した。同庁は使用条件によっては火災を発生させる可能性があるとして、ロボット掃除機の自動運転中は電気ストーブのコードを抜いておくよう呼びかけている。

火災状況を踏まえた検証実験。ロボット掃除機が電気ストーブを押して熱源がソファーに接近した(提供・東京消防庁)

東京消防庁によると昨年12月、共同住宅で家具などが焼ける火災が発生。自動火災報知施設が鳴ったことから、1階にいた住人が2階のリビングに戻ったところ、電気ストーブとソファーが接触して出火していたという。出火前の電気ストーブはソファーから50センチ離れた位置に置かれており、リビングではロボット掃除機が運転状態にあった。

また、今年2月に共同住宅の一室で20平方メートルを焼く火災が起きた。近隣の会社員が住宅の窓から煙が出ているのに気付いたといい、出火当時、住人は外出中だった。机の下に置いていた電気ストーブの位置が変わって出火したもので、ロボット掃除機はタイマー設定がされていたという。2件の火災はいずれも…(以下続く)

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