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ギャンブル等依存症対応マニュアル更新 消費者庁など

消費者庁

消費者庁は金融庁などと共同で、昨年3月にまとめた「ギャンブル等依存症に関連すると考えられる多重債務問題に係る相談への対応に際してのマニュアル」を更新したと発表した。相談担当者がチェックリストとして活用できるよう再構成した。ギャンブル等依存症の併存疾患についても記載した。

消費者庁は、このマニュアルを各地の消費生活センターや関連機関への相談受付対応マニュアルとして活用を提案している。「相談者来訪前の準備」「相談者来訪時の留意点」「依存症治療のための機関紹介」「関係者間コミュニケーション確保」などの重要点について、それぞれポイントを盛り込んだもの。今回の更新では、相談内容が外部に漏れないことを相談者に十分説明したか、などのチェックリストも掲載している。

また、ギャンブル等依存症の併存疾患(ニコチン依存を含む物質使用障害、アルコール乱用や依存症といったアルコールの問題、うつ病などの気分障害、パニック障害などの不安障害等)について記載するとともに、青少年向け啓発用資料も添付。依存症患者・家族への支援機関や自助グループなども紹介している。

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