サイトアイコン WEBニッポン消費者新聞

好きになったら騙される!? デート商法に注意を 動画で啓発

国民生活センターは民法改正による成年年齢引下げで若者への消費者教育・啓発が喫緊の課題になっているとして、デート商法を題材した恋愛シミュレーション風の動画を公開した。動画による啓発活動は同センターとして初めて。

恋愛シミュレーション風の啓発動画でデート商法の注意を呼びかける国民生活センター(7日)

この動画は、同センターの若手職員が作成した。若者をターゲットにするデート商法への注意を喚起するもの。恋愛感情を利用し、それにつけ込んでアクセサリーなどの高額商品を買わせる悪質手口を紹介している。デート商法は10代から30代の若者が多く被害にあっているが、近年は中高年の被害例の報告されている。

動画では、SNSやマッチングアプリなどをきっかけにして知り合い、巧みな話術で消費者に好意を持たせる手口などを紹介。アクセサリーなどの高額な商品を勧められ、「お金がない」と断ると強引に借金をさせる悪質な事例なども分かりやすく説明し、被害に気付いたらすぐに消費生活センターへ、と相談を呼びかけている。

モバイルバージョンを終了