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リスク高い歯科インプラント 国センが危害防止へ対策提言🔓

国民生活センタ―はインプラント治療による危害情報が年間60件~80件寄せられ続けていることを重視し3月14日、消費者トラブルの未然・拡大防止へ向けて関係機関に事態の改善を要望した。事例には歯科医師の未熟な治療で危害が発生した例や、歯科医師が「インプラント治療指針」に沿わないままにいきなり手術した例などもあり、インプラントトラブルの深刻さを示している。

深刻なインプラント相談事例が報告された(14日、国民生活センターにて)

同センターはトラブル発生の場合は、他の医療機関への相談を検討することなどを消費者にアドアイス。歯科医療団体には、「インプラント治療指針」の周知徹底を要望した。

インプラントは虫歯、歯周病、外傷、腫瘍などによって歯が失われたり、顎(あご)の骨や顎顔面の一部が欠損した場合に、本来あった歯やその他組織の代わりとしてインプラント体(人工歯根)を顎骨や顔面の骨に挿入し、これを土台として義歯や顔の一部を補うものを固定、顎顔面口腔の構造、機能、審美の回復を図る治療法。自由診療が多いことから、治療費が高額となりやすい。

同センターには「手術直後からしびれがとれない」など…(以下続く)

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