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医療用ウィッグの普及など確認 日本毛髪工業協同組合通常総会

毛髪業関連の事業者で構成する日本毛髪工業協働組合(根本信男理事長)は5月9日、第49回通常総会を都内で開催し、今年度事業計画を決めた。JIS化された医療用ウィッグの啓発・普及推進をはじめ、同組合の自主基準「取引ガイドライン」の社会的周知・遵守活動を積極化させていく。

挨拶する日本毛髪工業協同組合の根本信男理事長(9日、京王プラザホテルにて)

日本毛髪工業協同組合は、ウィッグ(かつら)の製造販売事業者と育毛・増毛サービス提供事業者が加盟する経産省認可のかつら・毛髪関連団体。これまで「業界の健全発展」と「消費者の信頼確保」を事業運営の二大目標に置いてきた。49回目を迎えた今年度総会でも、今後の事業運営方針としてこの点が確認された。

総会後の懇親会では、根本理事長がグローバル化が進展する中で活発化する海外ウイッグ情勢を踏まえた国内対応が重要と表明。来賓としてあいさつした経産省担当官は、JIS化された医療用ウィッグの普及推進への期待を表明した。

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