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ACAP新理事長に住友生命・村井正素氏 「着実な進化図る」

企業の消費者担当部署の担当者で構成する公益社団法人消費者関連専門家会議(ACAP)は5月10日、今年度定時総会及び理事会を開き、住友生命保険相互会社の村井正素さんを新理事長に選任した。村井さんは就任あいさつで、「消費者を取り巻く社会環境の変化に適切に対応するとともに、SDGs達成への貢献という視点も強く意識し、着実な進化を図っていきたい」と表明した。専務理事には坂倉忠夫さんが再任された。

ACAP新体制スタート。村井新理事長(左)と坂倉専務理事(10日、トヨタ自動車東京本社講堂にて)

ACAPの総会は5月10日、トヨタ自動車東京本社の講堂で開催された。総会後の記念講演会には産業廃棄物中間処をはじめ、幅広く環境改善運動に取り組む石坂産業の石坂典子社長が招かれ、「見える5感経営とは、持続可能な社会をつくる多様なライフスタイルを提案する場である」と題して報告をした。

総会では今年度事業方針を決定。「消費者志向経営の一層の推進」「会員への提供価値の向上」「ACAPの存在感、知名度の向上と組織基盤の強化」という3つの基本方針を決定した。

また事業推進へ向けた執行体制も確認され、7つの委員会活動と西日本支部の事業方針などが報告された。

ACAPは来年創立絵40周年を迎え、今年はその準備の年としても事業活動の積極化が図られる。

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