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「春の褒章」 アートネイチャー会長兼社長・五十嵐祥剛さん

令和元年「春の褒章」が5月30日、アートネイチャー代表取締役会長兼社長で日本毛髪工業協同組合前理事長(現理事)の五十嵐祥剛さんに贈られた。経済産業省での褒章伝達式の後、五十嵐さん夫婦は皇居の「豊明殿」で天皇陛下に拝喝した。経産省関連の褒章は企業経営者8人、商工会議所などの団体役員11人、統計調査員や弁理士など12人の計31人。褒章伝達式では、五十嵐さんが褒章者代表として表彰状を受け取った。

前列右から5人目が五十嵐祥剛アートネイチャー代表取締役会長兼社長

春の褒章伝達式で

褒章伝達式では、公務で出席できなかった世耕弘成経済産業大臣に代わり、関芳弘副大臣が褒章理由を代読。その中で、「長年にわたり、産業・経済発展に尽くされ、幾多の困難を乗り越えて国民の安心生活の充実に格段の業績と功績を残されたことに深く敬意を払う」と説明。「今後も日本が世界経済をリードする存在としてあるよう、これまでの知識・経験を踏まえたご助言をお願いしたい」と述べた。

五十嵐さんは、アートネイチャーのトップとして、半世紀を越える事業活動の中で、消費者被害防止策の導入や業界健全化への取組を展開してきた。日本毛髪工業協同組合の理事長時代には、「医療用ウィッグの普及活動の推進」「消費者被害防止へ向けた取引ガイドラインの普及・定着」を同組合の事業目標に据えた活動を推進。同組合は今年5月の総会でも、消費者の信頼醸成と業界健全発展をめざし社会的期待に応える事業活動推進を事業方針として確認している。

褒章されたことについて五十嵐さんは「この褒章は、お客様をはじめ、関係各位の皆さまの長年のご支援によるものであり、心より感謝申し上げます。今回の受章を大きな励みとし、引き続きアートネイチャーグループ社員一同とともに、より豊かな社会の発展に貢献すべく、精進を重ねてまいります」とコメント。今後も社会的貢献に寄与する事業を推進していきたい、としている。

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