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【米国】サムスン、ウイルスチェック推奨ツイート削除 憶測呼ぶ

コンシューマーリポート

サムスンがツイッター上に、QLEDテレビの定期的なウイルスチェックを勧めるツイートを投稿した後、このツイートをすぐに削除していることがわかった。米消費者情報誌コンシューマー・リポート(CR)はツイートのスクリーンショットを掲載し、削除した理由について分析を試みている。

問題のツイートは6月17日、Samsung Support USAのツイッターアカウントに投稿された模様。QLEDテレビ購入者に向けて「マルウェア対策としてコンピューターをスキャンすることは快適な作動を維持するために重要であり、Wi-Fiに接続したQLEDテレビにも当てはまる」「悪意あるソフトウェアの攻撃を防ぐために数週間ごとにスキャンしてほしい」と呼びかける内容。なぜか18日には削除され、様々な憶測を呼んでいる。

コンシューマー・リポート誌によると、ツイートには購入者が手動で行うスキャン方法の動画が添えられていて、ツイートが削除されるまでの間、この動画は20万回以上再生されたという。

同誌は「世界最大のテレビメーカーの一つ、サムスンがウイルススキャンを推奨する場合、最悪のケースを想定しがちだが、特定の攻撃を前提とした投稿ではないようだ。削除したという事実を考慮すると、購入者に予防的措置を促す単なるアドバイスだった可能性がある」と推測。さらに「同社が誇るハイエンドテレビがウイルスと関連付けられることを嫌い、すぐに削除したのかもしれない」と分析した。

QLEDテレビの最新モデルを次々と投入するサムスンだが、同誌は「QLEDシリーズを巡るサムスンの一連のつぶやきは間が悪い」と付け加えている。

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