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子どもも事故のおそれ 「一発二錠」に再度注意喚起

ハンドルロックの誤作動により転倒事故が起きるなどしてリコールが実施されている「一発二錠」搭載自転車を巡り、消費者庁は7月4日、チャイルドシートを取り付けることができる自転車にも搭載されているとして、改めて注意を呼びかけた。

一発二錠は、ハンドルロックと後輪サークル錠が連動して施錠するロックシステム。ハンドルロックのケースの破損などにより誤作動し、ハンドル操作ができなくなって転倒する事故が起きている。

ケースが破損した一発二錠。この状態で乗り続けるのは危険だ(写真は経産省報道発表より)

問題の自転車は現在、ブリヂストンサイクルとヤマハ発動機が約343万台を対象に無償点検・改修を行っている。2003年9月~15年5月までに製造された「一発二錠」搭載自転車・電動アシスト自転車のうち、一発二錠のケース表示部分に黒色のラベルが貼られたものが対象。

消費者庁は6月24日に消費者安全法に基づき注意を呼びかけたが、子どもが事故に巻き込まれるおそれがあるため、改めて「子ども安全メール」でも注意喚起を行った。

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