キユーピーは7月18日、サンスター、日本パレットレンタル（JPR）とともにトラックと船舶を組み合わせた共同輸送を開始した。マヨネーズなど重い調味料とハブラシなど軽いオーラルケア商品を適切に組み合わせることで、輸送の効率化を図る。
キユーピーとサンスターの商品をうまく組み合わせ、トレーラーを満載にする（写真は発表資料より）
共同輸送は関西と九州をつなぐルートで実施。往路（関西→九州）はキユーピーとサンスターの荷物を混載し、復路（九州→関西）はJPRの輸送用レンタルパレットを積んで輸送効率を高める。
マヨネーズなどの重量品を輸送する場合、最大積載量いっぱいまで積んでもコンテナの空間が余ってしまう場合があり、一方でハブラシなどの軽量品はコンテナいっぱいに積んでも最大積載量に満たない場合があった。重量品と軽量品を組み合わせて輸送することでコンテナ空間を有効活用でき、より多くの荷物を輸送することが可能になったという。
二酸化炭素排出量削減や物流合理化につながるという。