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パン乳化剤不使用表示自粛へ 消費者に誤認与えるとパン業界🔓

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日本パン公正取引協議会は7月18日、イーストフードや乳化剤の「無添加」「不使用」の強調表示について、消費者に誤認を与える恐れがある強調表示として、今後自粛することを決めた。すでに6月20日に日本パン工業会が自粛決定を発表しており、公正取引協議会の措置はそれとの整合性を図る内容となった。

6月20日の日本パン工業会の決定は、「イーストフード、乳化剤不使用等の強調表示はお客様に誤認を与えるおそれがある」ことから、「当該強調表示を自粛することとした」というもの。工業会が誤認を与える表示として問題視していたのは大きくは3点。

(1)イーストフードや乳化剤は国が安全性や有用性を評価し、食品衛生法で使用が認められているにもかかわらず、安全・健康面で問題があるかのような誤認

(2)強調表示をしている商品が、国が安全性、有用性を評価し、認可しているイーストフードや乳化剤使用の商品よりも優位性があるかのような誤認

(3)強調表示をしている商品にイーストフードまたは乳化剤が…(以下続く)

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