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依然発生!ダイソン掃除機火災 非純正バッテリー使用中止を

充電式掃除機用としてネット通販で売られていたSHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY社製バッテリーをめぐるダイソン掃除機の火災事故が、依然として発生していることがわかった。8月に経済産業省が非純正バッテリーの使用中止を呼びかけたが、今なお火災事故が報告されている状況。同省やNITE(製品評価技術基盤機構)は改めて「直ちに使用中止を」と呼びかけた。ダイソンも純正バッテリーの使用を呼びかけている。

対象製品の確認と使用中止を呼びかける経済産業省のプレスリリース

NITEによると、今年3月以降、7月末までに8件の火災が起きていた。経産省が8月9日、使用中止を呼びかけたが、8月~9月25日までに新たに8件の火災事故が報告されている。そのほか、燃焼が激しく製造事業者の確認が取れない事故が8件あるという。

火災はSHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY社製バッテリーをダイソンコードレス掃除機に取り付け、充電中にバッテリーパックから出火したことが原因とみられ、現在、詳細を調査中。問題のバッテリーは複数のブランド名で販売されたが、内部構造が同一で、製造事業者として「SHENZHEN OLLOP TECHNOLOGY CO.LTD」の表示がある。

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