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レクサスが予防安全性能評価で満点 衝突安全はインサイト

国土交通省と自動車事故対策機構は10月24日、自動車の安全性能を評価する2019年度前期自動車アセスメントの結果を公表した。事故を未然に防ぐ技術を評価した「予防安全性能評価」では、レクサス「UX」と「NX」が満点を獲得、衝突時の乗員や歩行者の安全性を評価した「衝突安全性能評価」ではホンダ「インサイト」が最高得点を獲得した。

予防安全性能評価で満点を獲得し、衝突安全性能評価でもファイブスター賞を獲得したレクサスUX(写真は報道発表資料より)

夜間における歩行者の死亡事故が多いことを踏まえ、予防安全性能評価では2019年度から、街灯の無い夜間の歩行者に対応する衝突被害軽減ブレーキ性能が追加された。5車種を試験したところ4車種が最高評価である「ASV+++」を獲得、中でもレクサス「UX」と「NX」は追加試験項目を含む8項目すべてで満点を獲得した。

試験対象となったレクサスには、夜間の歩行者認識にも対応した衝突回避・被害軽減を支援するシステムなどを盛り込んだ予防安全パッケージ「レクサス・セーフティー・システム+」が備わっているという。
一方、衝突安全性能評価では4車種を試験。そのうちホンダ「インサイト」、レクサス「UX」、レクサス「NX」」の3車種が最高評価の「ファイブスター賞」を獲得し、最高得点はホンダ「インサイト」(100点満点中87.5点)だった。

歩行者保護性能が4車種中最高だったホンダ「インサイト」は、衝突時に歩行者や相手車両に与えるダメージを軽減する「コンパティビリティー対応ボディー」を採用。さらに、歩行者との衝突を感知するとボンネットフードの後部が持ち上がり、歩行者の頭部への衝撃を低減する「ポップアップフードシステム」が備わっているという。

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