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人生100年「幸せ戦略」 第一生命経済研究所が提案🔓

11月5日、約2万人の生活者対象のアンケート結果をもとに、第一生命経済研究所が「人生100年時代のライフデザイン」を発表した。これに先立ち10月25日には「人生100年時代の幸せ戦略」も出版した。アンケート結果では、「幸せ戦略」に必要な人生3つの資産として「健康」「お金」「つながり」をあげ、3つのバランスを重視すること、その中でも社会参加、他者への貢献を通した満足感など「つながり」を持つことの重要性が指摘された。幸せを感じるための行動と感性を大切にすることを通して「幸せかどうか、決めるのは自分では」と提案している。

「人生100年時代のライフデザイン」を発表する第一生命経済研究所

第一生命経済研究所はこれまで9回にわたり、「ライフデザイン」の研究成果を「ライフデザイン白書」にまとまめ発行してきた。10回目となる今回は「人生100年時代」を見据えて、人生のQOL(Quality Of Life=生活の質)を高め、「幸せ」になるための方向性や考え方を具体的に検討した内容となっている。この調査は全国の生活者約2万人を対象に取り組まれた。

11月5日の発表で同研究所は「QOLの向上」を「一人一人が望む人生や生き方を実現すること」として捉え、「それは日々の出来事から感じる幸せによって生じ」「その幸せの積み重ねがQOLの向上となり、身体的・精神的・社会的によい状態(ウェル・ビーイング)に導かれるものとして位置付けた。「幸せ」は、QOLの向上と、幸せを求める主体的行動との循環の関係にある、と指摘した。

その上で…(以下続く)

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