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【米国】アマゾンも傾斜型乳幼児ベッドの販売自粛へ

コンシューマーリポート

傾斜型乳幼児ベッドで死亡事故が相次いでる問題で、米消費者情報誌コンシューマーリポートは12月4日、イーベイに続き米アマゾンもすべての同類製品の販売自粛を決めたと発表した。同誌は11月27日、小売り大手15社に対し、販売中止要請を通知し、4日までの回答を求めていた。二大テック企業がリコール措置の取られていない製品の撤去を決めたことに対し、同誌は「乳幼児の安全確保に向けた大きな一歩だ。すべての小売業者はイーベイとアマゾンに追随すべきだ」と呼びかけた。

販売自粛を決めたのはイーベイとアマゾンに加え、ベビー用品を扱うAlbee Baby、You Are My Everythingの4社となった。

アマゾンの販売自粛を受け、コンシューマーリポートは全世界で大規模リコールが行われているフィッシャープライス「Rock’n Play Sleeper」の被害者家族のコメントを掲載。2011年9月に生後15週の第一子を亡くしたペンシルバニア州在住の母親は「事故防止への正しい第一歩だが、(傾斜型乳幼児ベッドで)子どもを亡くした70以上の家族にとっては遅すぎる対応であり、複雑な思い。悲しい想いをする家族を増やさないための対策になることを願っている」と語ったという。

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