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UCCミルクコーヒーの三色デザイン 食品初の色彩商標登録

世界初の缶コーヒー「UCCミルクコーヒー」でお馴染みの、茶色・白色・赤色の三色の組み合わせが、特許庁により「色彩のみからなる商標」として登録された。食品業界で初、国内では8番目となる。

1969年に登場し、生誕50周年を迎えたUCCミルクコーヒーは、発売翌年の70年に日本万国博覧会(大阪万博)での爆発的ヒットを記録。以降、「三色缶」の愛称で親しまれてきたロングセラー商品だ。2019年には缶コーヒーの最長ブランドとしてギネス世界記録にも認定された。

三色の色彩は茶色が焙煎したコーヒー豆、白色がコーヒーの花、赤色は熟したコーヒー豆を表現しており、その組み合わせが同商品を想い起こさせる高い識別性があると認定された。同社は「長年、皆様にご支持いただいたロングセラー商品だからこその結果だと、心より感謝申し上げます」としている。

(本紙「ニッポン消費者新聞」1月1日新年特集号より加筆の上、転載)

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