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キユーピー、介護食「やさしい献立」5品の賞味期間を延長

キユーピーは食品ロス削減の取り組みの一環として、市販用介護食「やさしい献立」シリーズ5品の賞味期間を延長し、2月下旬から順次出荷を開始した。

UDF(ユニバーサルデザインフード)区分“舌でつぶせる”のレトルトパウチ商品「やわらかおかず かつ煮味」と同「豚汁」は賞味期間を13カ月から19カ月に変更。

UDF区分“かまなくてよい”のカップ容器入り商品「なめらかおかず かぼちゃの煮もの」、同「白身魚の煮つけ」、同「ハンバーグ」の3品は賞味期間を10カ月から12カ月に変更する。

賞味期間を13カ月から19カ月に延長した「やわらかおかず」2品(報道発表資料より)

また、賞味期限の印字を「年月表示」に変更する取り組みも進めており、発売中の「やさしい献立」シリーズ全61品中48品(レトルトパウチ商品45品、とろみ調整商品3品)を年月表示に切り替えた。

キユーピーは社会貢献の取り組みをグループをあげて推進中。サステナビリティ目標の一つとして、「商品廃棄量を2021年までに25%以上、30年までに50%以上削減(2015年比)」を掲げている。介護食は災害時の備蓄食料として重要視されており、賞味期限の延長は備蓄商品の長期保存や家庭内の食品ロス対策につながるという。

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