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ガソリン安続くも… 消費者はさらなる燃費改善求める

自動車

原油急落を受けてガソリン価格が安値を更新する中、消費者は依然としてクルマの燃費改善に高い関心を示していることが4月28日、米消費者情報誌コンシューマーリポートの調査でわかった。

同誌は4月2日~13日にかけて、全国の成人2164人を対象にアンケートを実施。現在所有するクルマについて改善したい項目を聞いたところ、「燃費」が44%でトップになった。次いで「購入金額」32%、「維持費」29%、「安全性」21%、「車載情報通信(クルマのネットワーク接続性)」20%などと続いた。

また、アンケート対象者に直接、燃費について質問したところ、59%が新車購入時に「極めて」または「とても」重要視すると回答。86%が「自動車メーカーはすべての車種で燃費を改善し続けるべきだ」と答えた。

コンシューマーリポート上級政策アナリストのクリス・ハート氏は「自動車メーカーは燃費改善技術に投資すべきだ。ガソリン価格は常に不安定で、燃費のいいクルマは激しく上下する価格変動から消費者を保護する」と強調。「安全性と燃費はこの10年間、車の両輪のごとく改善が図られてきた。改善を放棄したメーカーは消費者から見放されるリスクがある」と指摘した。

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