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定期購入の相談倍増 結婚式キャンセルトラブルも目立つ 静岡県

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静岡県中部県民センターに寄せられた2019年度消費生活相談は1893件で、前年度の2145件に比べて252件減少した。架空請求に関する相談が大幅に減少したことが主な要因。一方、「お試し」商品を1回限りのつもりで注文したところ、実際は定期購入だったというトラブルや、マスク不足や結婚式のキャンセル料などの新型コロナウイルスに関連した相談が急増した。

定期購入に関する相談は134件で、前年度の67件から倍増した。直近5年間で100件台となったのは今回が初めて。SNSやインターネットで「初回無料」「お試し」などと宣伝されていた健康食品や化粧品に関する事例が目立った。

また、新型コロナウイルスに関連した相談が今年に入って増加し、1月~3月までに計34件の相談があった。2月下旬以降、マスク不足や旅行・結婚式などのキャンセル料に関する相談が多数寄せられた。コロナ関連相談は新年度になっても急増。注文した覚えのないマスクが届いたというトラブルが多発するなどして4月の相談件数は42件にのぼっているという。

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