サイトアイコン WEBニッポン消費者新聞

バランス崩し転倒、高齢者事故に注意 外出自粛で体力低下懸念🔓

いすや踏み台、介護ベッドなどの製品を使用中、バランスを崩すなどして高齢者が転倒・転落する屋内での事故が今年3月までの10年間に130件起きていることが5月28日、NITE(製品評価技術基盤機構)の調べでわかった。4人が死亡、80人が重傷を負っていた。新型コロナウイルス感染予防のため屋内で過ごす時間が増える中、身体機能の低下による高齢者事故の増加が懸念されるという。

踏み台での作業中に起きた転倒事故。約半数が重傷事例となっている(NITE事故再現映像より)

NITEによると、転倒・転落事故が目立つ製品はいす(26件)、踏み台(23件)、介護ベッド(17件)、歩行器・歩行車(11件)、車いす(9件)など。不安定な姿勢で使用したり、体力や判断力の低下などで思いがけずバランスを崩したりして転倒・転落する事例が目立った。

広島県で2012年6月、いすに浅く腰を掛けていた70歳の女性が、寝ているうちに滑り落ちてけがをする事故が発生。三重県で2017年11月、踏み台を…(以下続く)

この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン

モバイルバージョンを終了