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【米国】ネット通販苦情、記録的増加 マスクの未着目立つ

米連邦取引委員会

米連邦取引委員会(FTC)は7月1日、新型コロナウイルス感染拡大に伴うオンラインショッピング苦情件数が記録的な急増を示していると発表した。事例の半分以上が「商品が届かない」という内容。フェイスマスクの未着に関するものが目立つという。

4~5月にFTCに寄せられたオンラインショッピングに関する消費者苦情は3万4千件以上にのぼり、そのうち1万8千件以上が「商品未着」に関するものだった。「届かない」商品の上位はフェイスマスク、消毒剤、トイレットペーパー、体温計、手袋など。新型コロナの蔓延以降、記録的な苦情件数に達しているという。

FTCは「オンラインショッピングの苦情は年々増加傾向にあるが、5月における商品未着に関する苦情件数は、ホリデーとバーゲンシーズンが重なる昨年12月のほぼ2倍に急増している」とコメントした。

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