欧州32カ国の44の消費者団体でつくる欧州消費者同盟（BEUC）は7月7日、オンラインショッピング上の危険な製品を監視できていないなどとして、製品安全法令の改正を要求した。BEUCは「今の製品安全制度は2001年にできたもの。インターネット・IoT時代に対応しておらず、危険な製品の排除に取り組む上での障害にすらなっている」と指摘、早急に現在のマーケットに対応させる必要があると訴えた。
EUでは危険な製品に警告を出す「Safety Gate」が運用されている。2019年はおもちゃ、自動車、家電製品など2千件を超える通知が出された。BEUCは「この数字は実態を表しておらず、流通している危険な製品を監視できていない」と指摘。有害成分を含む歯用ホワイトニングが複数、オンライン上で販売されていた事例や…（以下続く）
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