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【米国】Tモバイル、ロボコール対策サービス無料提供へ

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自動音声による勧誘電話「ロボコール」が詐欺などに悪用されている問題で、米通信大手Tモバイル(T-Mobile)は7月16日、詐欺対策サービス「Scam Shield」を無料で提供すると発表した。プリペイド通信のMetroと携帯通信Sprintの顧客にも提供する。8月2日から開始する。

米国では今年に入って新型コロナウイルス関連の詐欺が横行し、特に5月と6月は年初と比べて7割も増加。健康への不安や生活困窮などに乗じた手口が広がり、すでに8000万ドル(約85億円)の被害が発生しているという。

米Tモバイルの発表によると、同業のVerizonは詐欺対策サービスを有料化しており、月最大7.99ドル、年間約100ドルもの請求を行っている。Tモバイルのマイク・シーベルトCEOは「詐欺と招かざるロボコールは業界の最大の問題点の一つ。消費者から利益を取るべきではない」と記者団にコメントしたという。

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