UCC上島珈琲は家庭用レギュラーコーヒーの主力ブランド「ゴールドスペシャル」をリニューアルし、9月7日、全国で発売した。同ブランドは20年連続売り上げトップを堅持し、累計飲用杯数が100億杯を超える家庭の定番コーヒーとして知られている。リニューアルにあたってはコクに着目して味覚を設計したという。
累計100億杯が飲まれた家庭の定番コーヒーUCC「ゴールドスペシャル」。さらに甘味とコクを引き出した
リニューアルするのは大容量袋入りレギュラーコーヒー（粉）製品と一杯抽出型ドリップ製品、炒り豆製品。外食コーヒーの味覚トレンドを分析し、コクに着目して味を設計した。コーヒー鑑定士が厳選したコーヒーを「単品焙煎」で豆の個性を最大限に引き出してからブレンド。奥行きのある味わいを実現する、というこだわりを守りながら、今回は焙煎プロファイルを見直して、雑味や渋みを低減しながら、より甘味とコクを引き出した。
さらにパッケージの一新を図り、「ゴールドスペシャル」のアイデンティティであるロゴリボンを洗練させたほか、一目でおいしさを想像しやすいようシンプルかつシズル感のあるデザインにした。下部に記載している味覚情報についてもわかりやすく配置した。外装フィルムの一部には環境に配慮した再生プラスチックを使用している。家淹れコーヒーの楽しさをアピールし、市場活性化につなげたいとしている。