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<ダイドー>自販機でストッキング販売 働く女性をサポート

ダイドードリンコは9月17日、グンゼ大阪本社など2カ所で自動販売機によるストッキングの販売を開始した。ストッキングが伝線するなどの緊急時にお手軽購入できる機会を提供する取り組み。飲料とは別の取り出し口を用意し、今後は企業オフィスなどに展開する計画だ。

ストッキングを販売するダイドーの自販機。取り出し口は飲料と別にした。オフィスでの展開を計画する(プレスリリースより)

グンゼの調査によると、4人に3人が出勤時や勤務中にストッキングが伝線するなどのトラブルに見舞われ、急いで購入する必要に迫られた経験を持っていた。また、94%が「伝線したらはき替えたい」と回答し、女性にとってストッキングの伝線は緊急事態だと感じていることがわかった。一方、新型コロナウイルスの影響により、なるべくお手軽購入したいというニーズも高く、オフィス内の自販機でのストッキング購入については76.5%の人が「利用したい」と回答した。

ダイドーが販売を開始したストッキングはグンゼの「SABRINA」(サブリナ)で、働く女性をターゲットとした製品。1995年の販売開始以降、幅広い年齢層の女性に愛用されるロングセラーだ。今回の自販機での販売を念頭に包装を工夫し、らくちんパッケージを採用。コンパクトでかさばらず、楽に開封でき、ゴミが少ないエコ仕様とした。

ダイドーは業界有数の自販機網を持っており、この主力チャネルを活かした多機能自販機を展開中。ストッキング販売自販機ではお菓子の販売も計画し、働く女性のお手軽購入をサポートしていく方針だ。

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