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米アマゾン、持続可能な買い物支援 認証製品に緑のラベル付与

米アマゾンは9月23日までに、持続可能性に配慮した製品の購入を支援する新しいラベル表示「気候誓約フレンドリー(Climate Pledge Friendly)」を開始した。「FCS」や「フェアトレード」など少なくとも1種類の環境認証を取得した製品を対象に緑色の文字で「Climate Pledge Friendly」と表示する。現在、食料品、生活用品、衣類などのカテゴリー製品のうち約2万5000アイテムにラベルを付与していて、今後、対象とする環境認証を追加してアイテム数を増やしていく計画だ。

「Climate Pledge Friendly」ラベルの付いたオーガニックココア。フェアトレード認証を取得している(25日、米アマゾン・ドットコムのマーケットサイトにて)

アマゾンによると、対象とした環境認証は19種類。そのうち1種類はアマゾン独自の「Compact by Design」認証で、製品の梱包量が少なく、出荷効率の高い製品が対象。カテゴリーごとに最高のユニット効率を持つ製品が認定され、例えばシャンプーだと液体タイプから固形タイプにしたり、5倍濃縮にしたりする、目を見張る「変革」が要求されるという。

残る18種類は外部機関の環境認証で、「カーボントラスト」「ECOLOGO」「フェアトレード」「FSC」「GOTS」など。今後、認証をさらに追加して、アイテム数を拡大していく。

アマゾンのジェフ・ゼゾスCEOは「アマゾン独自のCompact by Design認証と18の外部認証により、次の世代のために地球を守る持続可能な製品を生み出し、販売パートナーが取り扱うよう促していく」とコメントしている。

この取り組みは、2030年までに再生可能エネルギーを100%使用し、2040年までに二酸化炭素排出の正味ゼロを達成するとした同社のコミットメントに基づくもの。再生可能エネルギーの活用、電気自動車による配送、森林再生プログラムへの寄付などを加速させていく方針だ。

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