無在庫販売で「せどり」を行うビジネスを勧誘し、多額の金銭を支払わせていたとして、消費者庁は10月7日、消費者安全法に基づき2社を公表した。また、2社以外にも同様の手口で情報商材を勧誘する事業者の相談が多数寄せられているとして、消費者に注意を呼びかけた。
問題の2社は「セレブリック」（東京都中央区）と「トヨマル」（東京都新宿区）。提供する情報商材にはビジネスを成功させるための具体的ノウハウは何も表示されていなかった。消費者庁の指摘に対し2社とも違法性を認め、「消費者からのクレーム対応や返金申出対応に真摯に努めていきたい」と述べているという。
情報商材の詐欺的勧誘事例を公表する消費者庁（7日、消費者庁にて）
消費者庁によると、2社は「副業で稼げる」「月収+10万円」「1日30分程度のお時間で+10万円を可能にするシステム」などとうたい…（以下続く）
◆この記事の続きは以下の会員制データベースサービスで購読できます
📌ジー・サーチ データベースサービス
📌日経テレコン