キユーピーは10月19日、新型コロナ感染拡大により一時休止していたマヨテラスの見学をオンラインで開始したと発表した。WEB会議サービスを使い、案内係がマヨネーズの歴史やおいしさの秘密などを伝えるほか、対話・チャット機能を用いてリアルタイムで質問や感想に答えていく。ウイズコロナにおける新たな食育活動として展開し、今後、実施回数を増やしていく。
キユーピーの研究開発施設「仙川キユーポート」の一階にあるマヨテラス。ここからオンライン配信する
マヨネーズに関する情報を楽しく体感する施設「マヨテラス」（東京都調布市、仙川キユーポート内）は2014年6月のオープン以降、オリジナルソース作りとサラダの試食などの体験が好評となり、連日満員となる人気ぶりだった。しかし、新型コロナ感染拡大の影響により、3月から施設見学を一時中止していた。
今回は新しい生活様式に対応させるため、これまでの多彩な啓発活動の経験を活かし、オンライン食育プログラムを開発。マヨテラスから案内係がライブ配信し、参加者らと直接対話したり、チャット機能で質問に答えたりするリアルタイム・コミュニケーション重視型の見学プログラムを開始した。
オンライン見学は10月5日からすでに開始しており、1日1～2回の実施。今後、実施回数を増やして行く方針だ。プログラムは30分間。マヨテラスWEBサイトから事前予約が必要となる。