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ポカリスエットの果汁表示「不十分」 市民団体が改善要求🔓

大塚製薬(東京都品川区)が製造販売する「ポカリスエット」の表示適正化を求め、「食の安全・監視市民委員会」(代表・神山美智子弁護士)が10月23日、申し入れ書を同社社長宛て提出した。「グレープフルーツ果汁」の表示を容器に明記するよう求めている。

消費者庁にも同様の申し入れ書を同日提出。「消費者の健康を守るための必要な表示や警告は容器包装に記載すべきだ」とし、11月6日までの文書回答を求めた。

「無果汁」だが5%未満の果汁が使われているポカリスエット

グレープフルーツは高血圧治療薬や免疫抑制剤との相乗作用が指摘されており、血圧治療薬などの服用患者は避けるべきことが指示されている。

大塚製薬は、消費者から問い合わせがあった場合は「ポカリスエットの飲用が、医薬品との相互作用において悪影響を招いたという報告はないが、薬の種類、体質、体調は様々なのでご利用は避けるか医師または薬剤師にご相談される事をお勧めしている」とし、消費者庁は「申し入れ書内容を…(以下続く)

(本紙11月1日号より抜粋し転載)

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