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コロナ禍もひと工夫を 冬の省エネ呼びかけ

北海道

11月から「冬の省エネキャンペーン」が始まり、消費者、企業、政府、自治体が一丸となった国民運動を展開されている。今年は新型コロナ禍で「おうち時間」が長くなると想定され、家庭での取り組みが重要だという。

省エネキャンペーンは電力需要が高まる夏と冬に毎年実施されているもの。冬季は来年3月まで続き、省エネ家電への買い替え、効率的なエネルギーの使用、エコドライブの実践、公共交通機関の利用などが呼びかけられた。今回はコロナ禍での実施となるため、「新しい生活様式」を踏まえた取り組みが示されている。

家庭向けの取り組みについては、「この冬季、コロナ禍でもひと工夫」と題したポスターを作成し、具体的な事例を紹介。冷蔵庫、テレビ、パソコン、照明、お風呂など7種類の家電製品を取り上げ、▽冷蔵庫はすき間をあけて食品を入れる▽床まで届く厚手の長いカーテンを使って暖房効率を高める▽LED照明に切り替える――などの実践が呼びかけられた。テレワークで使用頻度が高まっているパソコンでは、「ディスプレイの電源を切る」「スリープ状態にする」「画面の輝度を下げる」ことが省エネのコツだとしている。

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