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月に5%低下、タイヤの空気圧チェックを エコドライブ月間

警察庁

11月のエコドライブ推進月間に合わせて、警察、経産、国交、環境の4省庁でつくる「エコドライブ普及連絡会」が地球温暖化につなげる運転技術の実践を呼びかけている。「車間距離にゆとりを持つ」「発進時は穏やかにアクセルを踏む」など10のテクニックを紹介し、財布にやさしく同乗者にとっても安心・安全で、交通事故の削減にもつながるとしている。

普及連絡会によると、日々、穏やかにアクセルを踏んで発進するだけで、10%程度燃費が改善。減速時に早めにアクセルから足を離すとエンジンブレーキが作動して2%程度の燃費改善が見込めるという。

一方、車間距離が短いと無駄な加速・減速が増えて市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化。不要な荷物を積んでいる場合、100キログラムだと3%程度の燃費悪化につながり、10分間もの無駄なアイドリングで130cc程度の燃料を消費する。また、タイヤの空気圧は日頃のチェックが重要だと指摘。1カ月で5%程度低下し、適正値よりも不足すると市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化するという。

普及連絡会は「エコドライブは、誰にでも今すぐに始めることができるアクションだ」として、地球にも財布にも社会にもやさしい運転技術を習慣化してほしいと呼びかけている。

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