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PL研究学会、森まさ子議員招き研究会 PL法見直し視野に🔓

製品安全社会の構築をめざすPL研究学会(大羽宏一会長)の「法律体系研究部会」(部会長・細川幸一日本女子大学教授)は11月25日、「製品安全と消費者庁の設立」をテーマに元消費者担当大臣で自民党副幹事長の森まさ子参議院議員を報告者として招き、今後の方向性を紹介してもらう研究会を開いた。

リモート会議で報告する森まさ子・元消費者担当大臣(11月25日、議員事務所にて)

 

リモート研究会として開催され、動画を通して全国の会員など約50人が参加した。森さんは、「消費者庁は創設理念を踏まえると現在はまだ100点満点ではない」「デジタル社会への対応として今後創設されるデジタル庁とのコラボが必要」などと強調した。PL研究学会は、欠陥製品のリコール対応についてデジタルツールの活用を検討しており、今後の法制度体系の見直しも視野に入れた研究を進めている。

同研究会はPL研究学会「法律体系研究部会」が11月25日に開催した。2012年から14年まで消費者担当大臣を務めた参議院議員・森まさ子さんの事務所で新型コロナウイルス感染防止を踏まえたリモート会議として開いた。当日は、全国から約50人が登録・参加した。

森さんは「消費者庁の設置と安全な社会の実現~現在と今後に向けて~」と題し報告。

弁護士や国会議員になった背景や、これまで金融庁と消費者庁の2機関設置に関与してきた経緯を紹介、現在取り組むデジタル庁創設の重要性や消費者庁との連携の重要性を…(以下続く)

(本紙12月1日号より抜粋して転載)

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