キユーピーは、4月から先行販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」の量産体制を整え、首都圏を中心にスーパー、コンビニでの販売拡大を図る。パッケージも刷新し、「たんぱく質7.1g」「半熟」などとアイコンで表示。手軽においしいたんぱく源として食べられることをアピールし、栄養バランスの良い食生活を応援する。
同商品は新型コロナで変化する食ニーズに対応した「フレッシュストック」事業の第一弾商品。殻がむいてある半熟ゆでたまごで、ほんのり塩味がついている。商品名の通り、パッケージから出して、そのままパクっと食べることができる。4月からのテスト販売では、コンビニなどで好評を博したという。
ゆでたまごの調理は簡単なようにみえて、好みの硬さに仕上げるには時間・温度の微妙な管理が必要。さらに、殻をきれいにむくためのコツも求められる。近年では、若者を中心に「手間のかかる料理」と認識されることも多いようだ。
フレッシュストック事業におけるたまご商品は「割らない、むかない、調理しない。Ready to EGG!」がコンセプト。新パッケージでは「たんぱく質7.1g」「ほんのり塩味」「半熟」をアイコン表示し、“おいしさと健康感”をアピールした。賞味期間は冷蔵15日で、オープン価格。そのままパクっと食べるほか、料理のトッピングなどにも重宝する。